早稲田大は2日、学内で受け付けたセクハラやパワハラに関する実名入りの相談リスト計719件分がインターネット上に流出したと発表した。早大によると、心理相談を担当する嘱託職員が今年7月、データ処理を依頼した知人のパソコンからファイル交換ソフトを通じて流出したとみられるという。
早大によると、流出したのは99年4月〜07年5月に受け付けたハラスメントに関する相談や情報提供。相談した学生や訴えられた教授らの肩書と実名、「セクハラ」「ストーカー」など訴えの区分、日付などが記載されている。特定のファイル交換ソフトがあれば全体をそのまま閲覧できる。このうち51件は、実名など一部を伏せてネット上の掲示板にも掲載されている。
早大によると、データを持ち出すことは学内の規定違反で、嘱託職員は「学内でデータの整理作業をすると、人に見られてしまうかもしれないので自宅に持ち帰った。その後、知人に依頼した」などと話しているという。早大は今後、調査を進め、この職員を含め関係者の処分を検討する。
(12月2日 毎日新聞)

